ノビタキ

オスとメスの姿が大きく違う種では、派手目のオスのほうがイラストにしやすいのですが、ノビタキの場合はメスのほうが好きなんでメスを主役にしました。
今後、ヒタキ科のメスを描き分けるには避けて通れない道でした。
でも難しかったです。 (*´Д`)
 
⦁ ノビタキ
⦁ スズメ目ヒタキ科
⦁ 英名 African stonechat
⦁ 食性 昆虫類
⦁ 夏鳥

 
 

夏鳥として全国に渡来します。
本州以南では標高の高い場所に居るイメージですが、北海道では平地の草原などでたくさん見られます。
わたしの住む地域では、夏場に車で農道を少し走るだけで山ほどノビタキを発見できるので、観察機会に事欠きません。
 
 

地味だけとかわいいメス

メスは色合いが地味なのですが、お目々が大きいのでカワイイです。
よく細い茎の先端に止まって尾羽を振りながらジャッジャといっています。
一方、夏羽のオスは、真っ黒マスクを被っていて、光の加減で目の位置がわからないこともしばしばです。
見ようによっては「覆面のダークヒーロー」みたいでかっこいい。
でも、さえずりは、細くて美しい声なのでギャップがあります。
 
 

ノビタキが目立つのは、低い場所でさえずるからだけではないようです。
なぜか人に積極的に近づいてくる個体が多いです。
好奇心が強いのか、それとも人の注意を引きたい理由があるのか、謎の行動です。
コチドリの偽傷行動みたいなものかもしれませんが、よくわかりません。

スズメ大

Posted by とおる彦