モズ
林のふちの草地など開けたところにいることが多く、見つけるのはわりと楽。
低木の梢や杭などに止まり、尾羽をくるくると回しながら獲物を探している姿をよく見ます。
キュンという地鳴き、カカカカカカという警戒、キーキーという高鳴きなど、多彩な鳴き声を発します。
⦁ モズ
⦁ スズメ目モズ科
⦁ 英名 Bull-headed Shrike
⦁ 食性 爬虫類、両生類、鳥類、昆虫など
⦁ 留鳥 北海道では夏鳥
雄には目元に黒いラインが走り、雌はそのラインが薄いです。
逆に、おなかのウロコ模様が濃いのが雌、雄はそれが薄い個体が多いよう。
クチバシの先端がクイっと曲がっていて、「小さな猛禽」の異名に恥じない精悍な印象があります。
でもお目目はクリッとしていてかわいいんですよね。
捕らえた獲物を小枝や有刺鉄線などに串刺しにして保存する「はやにえ」が有名です。
トカゲやカエル、はたまたスズメなどの小鳥も磔にされることがあるようです。
理由については諸説あって、「保存のため」「刺して食べていたが残した」などと言われています。
これについてはまだ結論がでていないようです。
目立つところで静止していてくれることが多いので写真を撮りやすいのですが、距離を詰めるとすぐに逃げます。
次こそ大きく撮ってやると悔しがるのがルーティンです(笑)